ぱぴみーよん

中島健人はブランドだ

SexyZoneのオタクが映画「KINGDOM」を観た話

 

 

 

※まず始めに映画「KINGDOM」の壮大なネタバレがあるのでこれから観る予定の方は観てからぜひ読んでください🙇‍♀️

 

SexyZone(主に中島健人くん)を応援する人生を歩んでいる私がほぼ事前情報のない状態で映画「KINGDOM」を観てきました。

 

 

私は思った。

『なんだこれ、まさにSexyZoneじゃないか...(号泣)』

 

ざっくりとストーリーに沿いながらどのポイントが“SexyZone”にリンクするのか触れていきたいと思います。

※原作諸々詳しくないものでキャラやストーリーの考察に先入観があるかもしれないですが大目に見て頂けると幸いです🙇‍♀️

 

 

幼き頃、身分の低かった「」と「」という少年たちは2人で“天下の大将軍になる”という夢を誓った。

 

は策略家で状況判断能力にたけている。遠い未来への着実なルートをしっかりと見据えているタイプ。

2人の夢のために毎日剣の稽古として死ぬ気で決闘をしようと決めたのも漂。

王座を狙われている秦王の身代わり役を喜んで引き受けた。

そして秦王軍が王宮脱出途中に敵に襲われた時には自分が王として声を上げ、諦めかけていた軍勢の士気を高め、結果的に自分の身を呈して軍勢を守ります。

この姿は確実に王だった、と後に軍勢にいた秦王の家臣たちが語ります。

(SexyZone知ってる方はそろそろSexy界の兄貴の顔が思い浮かびませんか...)

 

 

は感情的で真っ直ぐ。熱い男。絶対に何かのせいにしたりしない。

誰よりも夢の力を信じて疑わない。

運命に抗う力を持っている、そのための努力は惜しまない。

漂がいなくなった後も毎日、それまで以上の自主稽古を怠らず彼にしかできないであろう技を手に入れる、そしてその技で後にトドメを指すことになる。

(あれ?こっちも思い浮かびませんかあの不器用全力Sexy王子のお顔が...)

 

 

2人はその大きな夢に向かって毎日木の剣で本気の稽古をした。毎日本気で戦った。

大きな夢を胸に現実的な努力を惜しまずに。

 

この時点でもうリンクしてきませんか....

そう、最強シンメふまけんと...!!

 

ふまけんとは中島健人菊池風磨によるシンメトリーです。

 

 

中島健人は邪道なほど王道の道を譲らずアイドルとして真っ直ぐに突き進む。

スマートに見えてとても不器用。

(o'ω'o)「俺には大きな夢がある。そのための道を考えたら今の悩みなんてちっぽけ」だと語っていたことがある。

誰よりも夢のための努力を怠らず真っ直ぐに夢に向かって着実に歩んでいく。

 

菊池風磨はとても器用で未来に向かって効率的に夢へ向かう道を彼は知っている。(はず)

仲間へ気持ちは誰よりも熱い。彼は仲間がやられるくらいなら俺が...!と言って1番に前に出る兄貴タイプ。策士であり、自他のプロデュース能力にたけている。

 

 

2人はほぼ同時にジャニーズ事務所に入所しそれからずっと11年間シンメトリー、つまり対称の位置で活動し続けてきたのです。“アイドルとしてみんなを幸せにする”その夢に向かって邁進してきたのです。

その夢のために先輩のコンサートにジャニーズJr.として出演して投げキッスをキメまくるなどチャンスは絶対に逃さず死ぬ気で毎日を生きてきたのです。

夢の第1歩、“デビュー”のために。

 

 

“天下の大将軍”という夢に向かっていく漂と信。

“みんなを幸せにする”という夢に向かっていくふまけん。

(もうこの辺で感情移入して涙止まらなかった...)

 

さて、ストーリーに戻ります。

ひょんなことからは王室で働くことになります。なぜ1人なのか、なぜ信と一緒ではないのか。答えを出すのに1日猶予をもらう漂。

(この辺は風磨さんはオーディションに受かったけども健人くんは落ちてしまった的なエピソードにリンク)

 

そしてその晩

漂)「お前を残して俺は行けない。...なんて言わない。俺は行く。俺たちの夢のために

信)「待ってろよ。すぐに追いつく、そして追い越してやる!」

 

と最後の剣の勝負をします。

『俺たちの目指す場所は一緒だ』

そう誓って。

 

2人の関係は決して“なかよしこよし”ではなく“同じ夢を目指す仲間”

同じ夢のその先で出会うために2人は違う道を歩むことを決心したのです。

そして漂は王室で働き、信は漂とまた会う日を信じて毎日前以上に剣の稽古に励み、努力を怠らなかった。

 

この関係性ふまけんじゃないですか!?

 

ふまけんは決してお友達ではない。そう、戦友なんです。彼らの間には絶対に揺るがない夢に向かうための絆があるんです。

性格や生きてきた環境も全く違う2人の間に壁が出来てしまってもそれを活かしながらそして壊してやっていけてる、それは2人が目指す未来が同じ場所だから。(この壁の件は「8.25事件」で検索していただきたい)

 

 

そんなある日(ストーリーに戻ります)

血だらけのが信のところに駆け込んできます。

秦王の弟による反乱に巻き込まれてしまった、と。

 

)「俺達はどこにいても心はひとつだ。俺を天下の大将軍にしてくれ。」

 

この言葉を最期には命を落とします。

 

は決してひとりじゃない。漂と過ごした日々をいつも胸に、漂と見た夢を絶対に叶えるために最後まで戦った。

(もうふまけんの日々だと考えると涙が....)

 

私の脳内では風磨さんの熱い思いを背負いながら全力でガムシャラに、時に冷静に戦う健人くんにしか見えなくて...

 

 

 

そして信は出会います。秦王『』と。はあまり感情を出すタイプではありません。でも胸の中にはとても熱いものを持っています。彼の心の根底には中華全体の“平和”があります、そのために誰も成し得たことのない中華統一を目指しています。

 

そろそろお分かりでしょうか、私の目に政は勝利さんに見えました。

佐藤勝利、SexyZoneの絶対的センター、圧倒的存在感を示す顔面、そしてその胸の中にある大きな夢と野望、生まれ持ったままの優しさがあります。

入所1年でデビューし絶対的センターのポジションについた勝利さん。“ここに立つ以上は役目を全うするしかない”と意識を持ち続けていたことでしょう。

(この辺はお父様が王位3年でお亡くなりになり13歳で王の座についた政とリンク)

 

に出会ったは、だんだん理解します。

漂は“政に俺たちの夢を託した”のだと。

漂の想いを胸にこの人と天下の大将軍になるのだと。

 

そして、これまたひょんなことから河了貂(以下: 貂<てん>)と出会います。は山民族の末裔です。そう信や政とは違う民族の血が通っているのです。

は料理や薬の調合で信や政たちを支える陰の立役者と言えます。さらに、山民族との交渉時には山民族語の通訳として活躍しました。直接的な戦いはあまりしないもの、絶対に必要不可欠なメンバー。更に貂がいることで場が明るくなっている印象でした。

 

この河了貂、そろそろ分かってきましたかね、そう、マリちゃん

マリウス葉はドイツと日本のハーフ。日本語もままならない状態で11歳でSexyZoneとしてデビューしました。

マリちゃんは英語ドイツ語日本語(最近は少し中国語)を話せます。アメリカンコメディ『フラーハウス』に本人役で出演するなどSexyZone世界統一の第一線に立つのは彼だと思います。

SexyZoneは最年少マリちゃんをみんなで優しく時に厳しく可愛がってきました。

 

 

 

そして、政には唯一頼れる家臣の昌文君がいます。彼と政は王と家臣というよりお互いを信頼し尊重し一緒に戦う仲間という絆がありました。

裏切る家臣がたくさんいる中、昌文君のことだけは絶対的に信頼していた政

 

この昌文君がそう、聡ちゃん

松島聡は真っ直ぐに何事も学び努力します。そしてちょっと(いやだいぶ?)バカ。ほんと愛くるしいばか。そこがまたクセになってみんな大好き。他を思いやる優しい心があり、メンバーの心の支えになります。メンバーのいい所を誰よりも知っていて、観察力が尋常じゃない。そして誰よりも彼自身がSexyZoneのファンである、だからこそ私たちの気持ちを1番分かってくれる。

 

政と昌文君の関係性はまさにしょりそう。佐藤勝利くんと松島聡くんのコンビです。

聡ちゃんは特に勝利さんと入所がメンバーの中で近いということもあり、2人でご飯に行ったりなんでも相談し合える仲です。

(しょりそうも実は激アツ...)

 

さて、“天下の大将軍”という『』と誓った夢に向かって漂を胸にガムシャラに突き進む『』、戦国の世に“平和”という大きな夢を叶えるために前に進み続ける『』、政を信じ政と一緒に夢を追いかける『昌文君』、唯一無二の鍛えられた能力を持つ『河了貂』。

 

こうして出会った仲間とともに政率いる軍勢は政の弟率いる7万の軍勢を3030人(実質50人)で倒し、無事政は秦王の座を奪還します。

しかしこれは夢の始まり。

ここから本当の夢へと向かってストーリーは始まる。

そこで映画「KINGDOM」は終了します。

 

この5人それぞれのキャラクターと関係性がまさにSexyZone

誰も絶対に欠けてはいけない。それぞれの思いがひとつだからこそこれだけの力になった。

夢に向かって真っ直ぐに走る。

そのための努力は惜しまない。

 

 

最後にとても印象的なシーンがありました。

それはクライマックス、信と最強の敵との戦いのシーン。

その敵は「現実は甘くない」と唱えながら信を痛めつけていきます

 

「大きな夢を語る奴ほどあっけなく死んでいくんだ」

 

そんな言葉を突きつけられながら痛めつけられた信は衰弱し切っていました。

しかし、信はそこで思い出します。漂と誓ったを。最後の力を振り絞って剣の自主稽古で身につけた技で敵を倒します。

夢のチカラが現実に勝ったのです。

 

私は思い出しました。それまで色んなことがあったSexyZone。5周年コンサートオーラスで中島健人が語った言葉。

 

『厳しい現実が夢を壊すことがあるなら、今度は俺たちの大きな夢が厳しい現実を壊していいんじゃないかな』

 

大きな夢を信じそのために前へ前へどんな大きな壁にも怯まず突き進んでいく。

私の中で信と中島健人が大きくリンクしたポイントだと思います。

 

 

SexyZoneキングダム。どちらも“夢を現実にする力”を持っている。その力を得るためにガムシャラに突き進む。その全力さに魅力を感じる。

 

夢に向かって頑張ってる人って本当に素敵ですよね

そんな素敵な人たちを応援させてもらえて幸せです(号泣)

 

これからもSexyZoneと大きな夢に向かって突き進めますように。

 

 

いつまでもいつまでも。